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【本紙・6年制薬剤師の求人状況調査】空白の2年、売り手市場に‐調剤チェーン、Dgsは大量採用

2011年1月19日 (水)

 本紙が昨年末までに、全国の主要な調剤薬局チェーン企業とドラッグストア企業の32社を対象に行った、2012年3月に卒業する、薬学6年制第1期生の採用見込み等に関する聞き取り調査によると、32社だけでも約3800人の採用を希望していることが分かった。薬学6年制への移行に伴い、新卒薬剤師が輩出されない空白の2年間を経て、11年度の新卒薬剤師確保に向けて、調剤チェーンやドラッグストア企業による、激しい6年制薬剤師の争奪戦が繰り広げられそうな気配だ。

 昨年5月に行った本紙調査では、共用試験に合格し、病院・薬局の長期実務実習に送り出すことのできる学生数は9338人だった。全員が来年実施される6年制薬剤師国家試験を受験したとして、合格率を75・3%(06~08年度3年間の平均値)に設定した場合でも、国家試験合格者は約7000人。今回調査した企業の採用希望者数だけでも、過半数を超える。

 今回調査した企業32社は、合わせて約9600の店舗を持ち、うち調剤対応は約5000店舗(1社非公開)だった。採用予定人数については、回答のあった28社のうち、16社が100人以上の採用を希望している。採用希望人数別に見ると、500人が2社、300人が3社、200人が3社、120人が1社、100人が7社などとなっている。

 各企業とも、空白の2年間をカバーする意味でも、「できるだけ多くの人を採用したい」とする声が多かった。

 また、現在の5年生の薬学生に対する会社説明会などの採用活動については、早い企業では昨年10月から開始しているところもあり、半数以上の企業が昨年10月から12月にかけて実施。既に個別説明会を開始している企業もある一方、実務実習のIII期が終了する今年4月以降に、採用試験も含め改めて説明会を行うと回答する企業も散見された。

 6年制薬剤師の初任給や処遇に関しては、15社が「未定または検討中」で、9社が「従来の4年制院卒(修士と同等扱い)」と回答している。全般的には「従来の4年制との差別化を検討している」といった考え方が多かった。

 今回の調査は、店舗数で上位を占める調剤薬局チェーンとドラッグストア企業を対象に、各企業の人事担当者に現時点の状況を聞き取りしたものである。数値に関しては確定的なものではなく、速報値ということもあり、企業名は非公開とした。




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