第一三共ヘルスケアは、肝斑改善薬「トランシーノ」(第1類医薬品)の新包装規格として、携帯性に優れたPTP包装を2月3日から発売する。
「トランシーノ」は、肝斑改善率(著明改善・改善・やや改善)が、1カ月服用で36・4%、2カ月で77・6%との臨床試験成績が得られている。ただ、瓶包装だけだったため、「1日3回、欠かさず服用するのが難しいので、持ち運べるようにしてほしい」などの意見が寄せられていた。
そこで、必要な分だけ携帯できる1シート1日分(6錠)のPTP包装を追加。毎日3回正しく服用しやすくすることで、効果を実感できるようにした。
「トランシーノ」は2007年9月に発売以来、肝斑の認知率向上にも貢献。07年9月にはわずか15%だったが、09年8月には86%に拡大し。同時に「トランシーノ」に対する認知率も71%までになっている。同社では今後、イメージキャラクターに女優の大塚寧々を新たに起用し、3月下旬から新テレビCMの放映を予定している。
税込みメーカー希望小売価格は、180錠(PTP包装)入り3980円、
360錠(PTP包装)入り7480円。
美白エッセンスに大容量の50g追加
また、「トランシーノ薬用ホワイトニングエッセンス」(医薬部外品)の大容量50gを、26日から発売する。
これまで、30g(約50日分)のみだったが、大容量規格を求める声が多く寄せられたため、発売1周年を迎え、50g(約80日分)を発売することになった。税込みのメーカー希望小売価格は、50g6800円(30gは4800円)
10年1月に発売された「トランシーノ薬用ホワイトニングエッセンス」は、第一三共が開発したトラネキサム酸を有効成分とした独自処方で、本格的なしみのケアを望む女性に向けた製品。メラニンの生成を抑制する美白有効成分トラネキサム酸に、角質層に潤いを与えてキメを整える成分を配合することで、しみ・そばかすを防ぎ、透き通った白肌に導くのが特徴。