政府は29日に、4月21日に閣議決定した2006年「春の褒章」受章者を発令する。大阪大学教授の平野俊夫氏が紫綬褒章を受章したのをはじめ、次の各氏が受章の栄に浴した。免疫学の研究者である平野氏は、免疫応答やアレルギー・炎症反応に重要な役割を果たすサイトカインの一つ「インターロイキン6」を発見し、その作用機構の解明に貢献した。
<文部科学省関係>
◇紫綬褒章
平野俊夫(59歳):大阪大学教授
◇藍綬褒章
小川義雄(67歳):大阪府学校薬剤師会会長
<厚生労働省関係>
◇藍綬褒章
桑原辰嘉(65歳):東京都薬剤師会副会長
<経済産業省関係>
◇黄綬褒章
田寺康啓(63歳):旭陽化学工業社長、元日本にかわ・ゼラチン工業組合理事長
◇藍綬褒章
鈴木浩二(64歳):トプコン社長