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資金の流れを開示へ

2011年3月11日 (金)

◆製薬企業から医師などへ提供される資金をめぐり、日本医学会と日本製薬工業協会は、透明化に向けた指針を相次いで発表した。何らかの金銭や便宜を提供する側、受け取る側が、揃って利益相反の問題に向き合い、資金の流れを社会に開示していくことは、時代の要請とはいえ大きな一歩だ
◆業界団体の製薬協が加盟各社に公開を求めたのは、研究費や寄付金、原稿料、接待費など。特に寄付金や謝礼は件数と金額、提供先、個人名まで開示するよう求めた点で、かなり踏み込んだ内容だ。医学会も、学会発表する研究者に対し、企業から受け取った講演料、奨学寄付金などを開示するよう求め、中立性の確保に乗り出した
◆こうした動きは世界的趨勢だが、米国のサンシャイン条項では、製薬企業などからの資金提供の開示を義務とし、違反した場合の罰則まで設けていることを考えると、日本はスタートラインに立った段階といえる
◆ただ、指針で全て解決できるものではなく、後は各企業、研究者がどう高い倫理観を持って関係の透明性を確保するかにかかっている。そこに国民から支持される医療が存在するはずだ。




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