◆東日本大震災が発生した翌々日、震源地から遠く離れた埼玉の大手スーパーで見たものは、インスタント麺や缶詰などの棚に、全く品物がないという光景だった。その後、通勤電車が動く最寄りの駅まで、1時間半近く歩く間、ガソリンスタンドには長蛇の車の列をなしていた
◆なぜ関東の地でこうした状況になるのか。計画停電や燃料配送の遅れはあるが、オイルショック時のトイレットペーパー騒動と同じで、風評被害の何者でもないと感じた
◆片や、まだ寒さが続く東北でも、ガソリンや灯油の不足が深刻化している。被災地はなお一層深刻な状態だ。医薬品をはじめとした支援物資は集まってきているが、それを配送するトラックの燃料がないからだ。救急搬送車に指定されたトラックには、優先的に給油できるガソリンスタンドのリストが渡されるらしいが、給油できるかどうかは、そこに行ってみなければ分からないという
◆被災地に物資を運ぶ動脈と支脈の整備が進んでいる。被災地以外は無用な買い溜めは慎み、被災地用に回してもらいたい。18日時点なので、発行日の23日には幾ばくかは改善していてほしい。
無用な買い溜めは
2011年03月23日 (水)
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