◆MR総数が6万人を突破したことが「2011年版MR白書」で明らかになった。ジェネリック医薬品メーカーやCSOのMRの増員、女性MRの急速な拡大が目立っている。今後どこまで増え続けるのだろうか
◆実際、MRを取り巻く環境は厳しいと言わざるを得ない。医師が簡単に最新の医療情報にアクセスできる時代となり、「MRの存在意義」が問われ始めているのが現状だ。しかも、病院の訪問規制もあって、MRが医師と面会することすら叶わないとの声も聞く
◆こうした中、来年4月からは、新たなカリキュラム・研修テキストのもとで、MR導入教育が一新される。患者視点で自ら学び考え、薬物治療のパートナーとなれるMRの育成を目指したものだが、そのためには各製薬企業が教育体制の整備を考える必要がある
◆高度な臨床知識、透明性ガイドラインの制定に伴うコンプライアンス対応に加え、MR間の競争も激しくなってくるだろう。医療ニーズが変化し続ける今、“MRだからこそできる情報提供”に期待したい。
MRだからこそできる情報提供を
2011年10月24日 (月)
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