◆コンタクトレンズ(CL)装用者は若い世代を中心に伸長し、CLユーザーは1800万人とも言われている。装用者人口の拡大に伴い、最近問題となっているのが眼のトラブルで、原因としては誤ったレンズケアが少なくない
◆不適切なケアで発症する眼障害としては、アカントアメーバ結膜炎、角膜浸潤、角膜潰瘍、角膜血管新生、角膜上皮びらん、角膜内皮障害などがある。日本眼科医会の調査では、CLによって眼障害を起こした人の多くが定期検査を受診していなかった
◆ケアということでは、目の乾燥にも注意したい時期である。室内の暖房による乾燥に加え、携帯電話やパソコン画面を凝視し続けることで、まばたきの頻度が減少し、乾燥を招く。CL装用者ではドライアイを発症することも多いようで、適度に目薬などで対応することも勧めたい
◆年末に向けては、CLケア用品のトラベルサイズ、小容量タイプの需要が増えてくる。薬局・ドラッグストアの店頭を通じ、CL装用者の適切なケア、定期検査の受診を促す啓発が望まれる。
CL装用者は適切なケアと定期検査の受診を
2011年11月28日 (月)
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