
大鵬薬品は、来年4月1日付で大塚ホールディングス米子会社CEOの小林将之氏が新社長に就任するトップ人事を発表した。現社長の宇佐美通氏は、同日付で社長を退任し、取締役に就任する予定。
同社は、社長交代の理由について、「グローバル展開を見据えた事業拡大に向け、国際経験が豊富な小林氏を新社長に起用した」と説明している。小林氏は1966年生まれの45歳。89年3月に学習院大学法学部卒業後、大和銀行に入社、93年10月に大鵬薬品に入社し、02年7月に国際業務部長、03年9月に取締役大鵬米子会社「TAIHOPHARMA USA」(TPUI)社長に就任。昨年5月には、TPUI社長、取締役研究開発本部副本部長、大塚HD米子会社「大塚アメリカ」CEOを兼務し、同年6月の大鵬退職後、大塚アメリカでCEOを務めていた。