イスラエルのテバ・ファーマスーティカル・インダストリーズ(テバ社)は25日、子会社である大洋薬品と興和テバを統合し、4月1日付でテバ製薬を設立すると発表した。本社は、現大洋薬品の本社である名古屋市に置き、代表取締役には大洋薬品社長の島田誠氏が就任する。
新会社設立により、テバ社が2015年までの国内売上高目標に設定している10億ドルの早期達成を見込む。また、全国7支店(北日本、関東、東京、中部、近畿、中四国、九州)29営業所を設置し、情報提供・安定供給体制を構築する。
テバ製薬の社長に就任する島田氏は「今後はグローバルなテバの国内拠点として、新しい目標に向かい、良質な医薬品を届ける企業として努めていく」とコメントしている。