◆今ではすっかり恒例となった、別所芳樹日本医薬品卸業連合会会長の新年あいさつを紹介する
◆卯年から辰年へ移ったことに掛けて、「なでしこジャパンの優勝で若干のうさ(ぎ)晴らしができたが、残念ながら東日本大震災によって全般に鬱ぎ(うさぎ)込んだ年だった」と、少し苦しい展開で始まった
◆しかし、「今年、薬卸連としては危機管理流通の充実に奮い立つ(たつ)1年、また、流通改善に向けて総価取引や未妥結仮納入など、業界の悪しき商習慣を断つ(たつ)1年にしたい」と、本来の別所節が炸裂して巻き返し、シャレを交えつつも強い決意を示した。熊倉貞武日本薬業政治連盟会長も強調しているように、今年の卸はこれまでとは意気込みが格段に違う
◆もう後ずさりする足場の余裕がない崖っぷちまで来ている。震災で示した社会責任の完遂能力を持ちながら、その経営は悲しいほどだ。梅村聡参院議員が熊倉氏との本紙対談で、卸は業界として一つにまとまれば強いと言っている。今年は龍のように強い卸が見られそうだ。
今年の卸は
2012年02月01日 (水)
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