◆日本薬剤師会の次期会長候補の立候補届けがきょう締め切られる。現職の児玉会長はいち早く続投を表明しており、対抗馬が出るかどうかに注目が集まっている。公益法人改革に伴う会則変更で、選挙で選ばれるのは会長と監事となり、副会長は理事からの会長指名となる
◆現職の副会長の中では山本氏が地元都薬の会長に出馬の意志を固めた。現職の桑原会長との一騎打ちが予想される。宮城県で10年にわたり会長を務めた生出氏は、地元の会長職は辞す意向を示しているが、日薬選挙に出馬の意欲は見せていない
◆続投を決めた児玉氏の身辺では、内容が明らかではない“不祥事”に関する上申書問題で、相談役の秋葉保次氏らが解明に乗り出すなど動きもある。しかしこの追及がどれほど児玉氏の足下を揺るがせているかは不透明
◆出馬表明した会見で「すんなり出馬するという気持ちにはなれなかった」と、苦心を表した児玉氏。苦心しながらも出馬を決意したのは、それなりの“票読み”ができたから、というのは深読みのしすぎだろうか。
日薬会長選の“票読み”は
2012年02月10日 (金)
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