今春に厚生労働省から「登録販売者の資質の向上のための外部研修に関するガイドライン」が示され、4月1日から一般用医薬品の販売に従事する全ての登録販売者に対し、外部研修を受講することが義務化された。東京都医薬品登録販売者協会(渡邉捷英会長)では、上部団体である全日本医薬品登録販売者協会(全薬協)のカリキュラムに則り、協会会員はもちろん、全ての登録販売者のレベルアップを目指して、定期的かつ継続的な研修会を開催していく。
厚労省GLを踏まえた「2012年度登録販売者生涯学習研修会・年間カリキュラム」で、第1回目となる夏期講座は、6月15日(午前、午後、夜間の3回)と17日(午後、夜間の2回)に開催する。会場は文京区民センターで、受講料は会員2000円、非会員3000円。問い合わせは、東京都医薬品登録販売者協会(TEL03・3812・4961)
厚労省が示したガイドラインでは、店舗に従事する全ての登録販売者は研修を受講することとされており、ガイドラインの条件を満たした外部研修機関で受講しなければならない。東京都医薬品登録販売者協会は条件を満たしており、外部研修機関として東京都に届け出をしている。
また、毎年少なくとも12時間以上、定期的・継続的に受講する(そのうち、6時間以上は集合研修を受講する)という面では、集合研修を受けられない人のために同協会ではDVD等を用意しているほか、研修受講の証明として6年間記録できる手帳を修了証としている。