
加賀谷大会長
日本病院薬剤師会関東ブロック第42回学術大会が、「薬剤師新時代~チーム医療の新たなステージに向けて」をメインテーマに11~12の両日、横浜市のパシフィコ横浜で開かれた。薬学教育6年制第1期生の誕生や病棟常駐への診療報酬評価など、大きな変革の年に当たる今大会では、チーム医療や病棟業務、地域連携などで、新時代の幕開けを思わせる活発なディスカッションが展開された。
開会に先立ちあいさつした加賀谷肇大会長は「今春、6年制薬学教育の第1期生が登場した。病院薬剤師にとっては、病棟常駐に対する診療報酬上の評価や、医師から見ると診療パートナーとしての薬剤師への期待など、チーム医療が新たな時代を迎えようとしている。今大会では、大樹に虹が架かっているロゴマークを作成した。これは医療という大きな幹の中に、チームの一員である薬剤師が枝葉として参画し、42回の今大会が新たなチーム医療の架け橋となるよう願いを込めたものだ。医療の高度化や医師不足などと相まって、医療提供体制を見直すべきとの議論がなされているが、大会を通じて少しでも課題解決の糸口が見つかればいい」と述べ、薬剤師新時代への期待を表した。
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