◆立秋、処暑と過ぎたが、耐え難い残暑がまだ続いている。消防庁によると、今年度の熱中症による救急搬送状況は、5月28日から8月19日までで3万5215人、初診時死亡は63人に達している。特に7月23日からの1週間には、9056人と異常な数値を記録し、お盆を含む今月13日からの週でも4138人となっている
◆行政やマスコミは常時、エアコンの適切な使用、水分や塩分などのミネラルを摂取するよう注意を呼びかけているが、熱中症搬送者はなかなか減らない
◆業界としても熱中症対策の一環として、ドラッグストアや各種量販店などで、暑さ対策グッズのコーナーを設けているところが多く見られる。「暑さ寒さも彼岸まで」と言われているので、今後もお彼岸ごろまでは熱中症対策を怠らないようにすべきだろう
◆熱いのは気温だけではない。お互いがヒートアップしてきな臭い状況に陥っている尖閣諸島や竹島、天皇陛下への謝罪要求問題でも、感情が熱中症にならないよう、クールダウンした冷静な対応が必要だろう。
熱中症も外交もクールダウンを
2012年08月27日 (月)
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