第一三共ヘルスケアは、つらい“のど症状”に優れた効果を発揮する医薬品のスプレー剤「ルルのどスプレー」(第3類医薬品)と、医薬品のドロップ剤「ルルメディカルドロップ」(指定第2類医薬品)を新発売し、秋冬シーズンに向け、かぜ関連の総合ブランド「ルル」のラインナップ充実を図った。
「ルルのどスプレー」は、水溶性アズレンが炎症を鎮め、痛み・はれを抑える。液剤はジェルタイプで、成分が患部にとどまり効果を発揮する。すっきり爽やかなメントール味で、税込み希望小売価格は25mL1365円。
「ルルメディカルドロップ」は、3種の成分(dl‐メチルエフェドリン塩酸塩、グアヤコールスルホン酸カリウム、セチルピリジニウム塩化物水和物)を同時配合し、炎症によるのどの痛みや咳、痰に優れた効果を発揮する。5歳から服用でき、口中で噛まずに溶かして服用する。シュガーレスなので、カロリーが気にならない(1粒当たり約3kcal)。はちみつレモン味、グレープ味、オレンジ味の3タイプあり、各20粒入り420円。
「カコナール2」に飲みやすいタイプ
一方、ひき始めのかぜに向けた「カコナール」ブランドは、葛根湯の液体かぜ薬として初の1日2回朝夕服用タイプの「カコナール2」も加わり、ニーズに応えたラインナップとなっているが、新たに「カコナール2はちみつジンジャーフレーバー」(第2類医薬品)を新発売した。
同品も「カコナール2」と同じく、1日分の90mL中に葛根湯濃縮液81mLを含有しているが、はちみつとジンジャーの風味で葛根湯特有のクセを和らげ、飲みやすく仕上げているのが特徴。これまで、味を理由に葛根湯の液体かぜ薬を敬遠していた人にも、優れた効果を実感してもらえる製品として訴求していく。45mL×2本(1日分)が1029円、45mL×4本(2日分)が1659円。
なお、「カコナール」ブランドについては、新イメージキャラクターに若手人気女優の夏菜(なつな)を起用。10月上旬から放映予定のTVCMでは、今回の新商品の特徴などを、新イメージキャラクターの夏菜が表情豊かに伝えていく。