文部科学省は、スーパーコンピュータ「京」の戦略プログラム利用枠を活用して実施される優先課題・研究開発課題を決めた。このうち、重点配分枠の優先7課題の一つに、藤谷秀章氏(東京大学先端科学技術研究センター)を研究代表者とする「創薬応用シミュレーション」が採択された。今月末の「京」の共用開始後、「京」を利用した科学的・社会的に画期的な成果を創出するための研究開発が推進される。
文科省では「京」を活用することで、社会的・学術的に大きなブレークスルーが期待できる五つの戦略分野を定め、戦略機関を中核に関係機関が連携して研究棟を行う戦略プログラムを実施している。同プログラムには「京」の利用可能資源の約50%を割り当てることにより、「京」を活用し、早期に画期的成果創出を目指すこととしている。
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