【新製品】100%生薬エキス配合製品など薬用入浴剤の主力ブランド強化 バスクリン

2012年09月19日 (水)
新製品「ハーブからのエール」と「薬湯カラダめぐり浴」
新製品「ハーブからのエール」と「薬湯カラダめぐり浴」

 バスクリンは、入浴剤の主力ブランド「バスクリン」の新製品として、有効成分に100%生薬エキスを配合した薬用入浴剤「バスクリンハーブからのエール」(医薬部外品)をあす20日から新発売する。先月には、温泉ミネラル有効成分とビタミン配合の新シリーズ「バスクリンハピバス」を発売したほか、今月初旬には「バスクリン薬湯」シリーズの新アイテム「バスクリン薬湯カラダめぐり浴」を投入。さらに「きき湯」ブランドについても成分を増量し、パッケージを一新するなど、入浴剤ラインナップの強化を図った。同社では、「今後も温泉研究や生薬研究による知見を集約した入浴剤を通じて、人々の健康をサポートしていきたい」とする。

 新製品の「バスクリンハーブからのエール」は、商品コンセプトを『生薬成分が温浴効果を高めて、身体の症状に寄り添いながら諸症状をやわらげる、セルフメディケーションタイプの商品。有効成分100%生薬エキスが温浴効果を高め、滞っている血の巡りを促す』としている。

 100%生薬エキス(チンピ、トウキ、カミツレの混合抽出エキス)が血流を促進させ、冷えを緩和する。湯冷めしにくく、足先のポカポカ感が続くのも特徴。カモミール調の香りと黄緑色の透明タイプの湯色で、生薬ベースの好まれない香りの部分をマスキングしており、まるでハーブティーの風呂のようなリラックス感も味わえる。赤ちゃん(生後3カ月以上)と一緒の入浴も可能。420mL(1回15mL使用で約28回分)で、税込み希望小売価格2625円。

 同社では、健康に関する生活者の意識調査で、未病症状(体調が悪い、不調である)を感じている人が全体の65%と高く、特に女性では不調による有症状の平均発症数が高かったという。そこで「血行が悪い」「代謝が落ちている」「冷えや疲れが気になる」といった身体の変化を感じている人をメインターゲットに、同品を訴求していく考え。

 「バスクリン薬湯」シリーズからは、「バスクリン薬湯カラダめぐり浴」(医薬部外品)が新発売された。美と健康に良いとされる10種類の植物エキスに、2種類のミネラル有効成分が温浴効果を高め、血行を促進する。透明な和漢イエローグリーンの湯色で、アジアンシトラスの香りが気分をリラックスさせ、手軽なプチエステ感覚が楽しめる。600g(約20回分)入り、オープン価格。

 このほか、温浴タイプの入浴剤「バスクリン」には、「スウィートピオニーの香り」を新たに加え、香りのタイプは10種類と充実した。同時に従来品も“高品質な香りを際立たせた”パッケージに一新した。

 一方、温泉ミネラル+炭酸ガスの温浴効果が特徴の機能性入浴剤ブランド「きき湯」は、アイテムごとに配合成分を増量したほか、温泉由来成分と心地よい発泡感・香りをアピールしたパッケージにリニューアルし、パワーアップを図った。さらに、温泉ミネラルと炭酸ガス、ジンジャー末(ショウキョウ末)が温浴効果と新陳代謝を高める「きき湯ファインヒート」も新発売した。



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