◆医療用医薬品の国内売上高を見ると、外資系企業が上位にランクインするようになった。近年、外資系企業の上市ラッシュが続き、強力な営業基盤を持つ国内大手を猛追。開発パイプラインが後期開発段階に数多く控えており、しばらくはこの勢いが止まりそうにない
◆外資系と内資系。違いを探るといくつか出てきた。株主レポートでは、内資系の「OUR COMPANY」に対し、外資系は「YOUR COMPANY」とある。誰の会社なのかを考えさせる
◆MRの業務プロセスに目を移せば、内資系が日報入力中心のシステム体系なのに対し、外資系は計画入力が中心だ。システム関連でいえば、外資系では重要ポストの「CIO」(最高情報責任者)という役職も、内資系ではあまり聞いたことがない。ITと製薬が密接になってきた割には、内資系企業の情報システム部に馴染みがない
◆国際化を背景に、外資系と内資系の境界線がなくなってきつつある製薬業界。わずかなカルチャーの違いが競争力の差になっていないといいのだが。
「YOUR COMPANY」
2012年09月19日 (水)
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