◆世の中の禁煙志向は日に日に強まっている。そのような中、「医師の喫煙率は、国民全体と比べて減少率が高い」との結果が、このほどケアネットが医師会員1000人を対象にした「タバコに関する調査」から分かった
◆調査による医師の喫煙率は7・1%で、昨年9月の調査と比べて1・5ポイント減少した。JTの調査で国民全体の減少率に鈍化が見られる一方、医師の喫煙者は着実に減りつつあることは望ましいのではないか
◆例えば、「健康のために」と医師に禁煙を促された場合、その医師が喫煙者であることを知ったとしたら、その言葉に説得力を見出すのは難しい気がするからだ。必死な思いで禁煙に向かっている人であればあるほど、その思いは強いかもしれない
◆この調査によると医師の禁煙のきっかけについては、「患者からの視線」ももちろん含まれていたが、「子どものため」「院内の禁煙拡大」など多岐にわたった。ただ、きっかけは何であれ、患者に禁煙を促す医師であるならば、やはり禁煙者であってほしいと思う。
「医師の喫煙率は、国民全体と比べて減少率が高い」
2012年09月21日 (金)
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