◆今月1日の改正薬担規則施行で「保険調剤等に係る一部負担金の受領に応じてポイントを付与する」ことが原則禁止となった。従来から調剤ポイントに反対の立場を貫く日薬は、施行を前にその見解を発表するなど、薬担規則の趣旨徹底を図っている
◆その一方、厚労省はクレジットカードや電子マネー等の支払いに伴うポイント付与について、保険局医療課長通知で、年度内をメドに検討する方針を示した
◆この通知を受け、調剤ポイント付与企業の多くが加盟する日本チェーンドラッグストア協会は「運用上の平等性から、調剤ポイント付与継続は、来年3月末まで可能」との見解を示した。今後もこの件では、厚労省と協議を行う構えである
◆1日現在、ドラッグストア企業の中には、従来の横断幕や店内放送による患者誘導は控えているものの、ポイント付与は従来通り継続していくとの見解を示すところもある。明確な行政指導があるまでの様子見といったスタンスか。この薬担規則が「ザル」にならないような締めがまず必要だ。
“調剤ポイント”は原則禁止だが
2012年10月03日 (水)
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