◆野田第3次改造内閣の厚労相に就任した三井辨雄氏。薬剤師として初の厚労相ということもあり、関係者の期待は高い
◆不安要素があるとすれば、その発言か。2日の閣議後の会見で、全額無料の生活保護の医療費について、「全部無料はあり得ないということも含めて検討したい」と、自己負担導入の容認ともとれる趣旨の発言をした。ところが、同日夕に再び会見を開き、「発言の趣旨は、様々な意見を聞きながら医療扶助の適正化を強化していく必要がある旨を述べたもの」と釈明
◆また5日の閣議後の会見では、調剤ポイント問題について言及し、現金支払い時にポイントが付く専用カードだけでなく、クレジットカードで支払った際のポイントも禁止すべきとの考えを示した
◆小紙の発行前に発言が訂正されているかもしれないが、カードなどの使用で発生するポイントの扱いは、厚労省が今年度内をメドに検討する方針を示しており、私見といえ各方面からの反発が予想される。今後の国会答弁などに不安を残さなければいいが。
薬剤師厚労相への期待と不安
2012年10月10日 (水)
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