
昨年12月に新設した無菌調剤室。前室とエアシャワーがあり、2人が並んで使えるクリーンベンチを1台置いている
滋賀県薬剤師会は今月中旬から、草津市の滋賀医科大学病院前にある会営薬局で無菌調剤室の共同利用の受け入れを開始した。滋賀県薬会員は1回200円、非会員は1時間1000円(いずれも備品代は別途必要)で利用可能。無菌調剤室やクリーンベンチを持たない薬局でも、無菌製剤処理が必要な処方箋を応需できるようになる。地域の薬局にこの仕組みを活用してもらい、在宅医療への薬剤師の進出を後押しする計画だ。
8月に薬事法施行規則が改正され、無菌調剤室を持たない薬局が無菌製剤処理が必要な薬剤を含む処方箋を受け付けた場合、事前に契約を交わした他薬局の無菌調剤室を利用して無菌製剤処理を行えるようになった。
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