◆薬学生の学習意欲をいかに引き出すか、多くの薬系大学教員は頭を悩ませていることだろう。薬学生が自ら積極的に学んでくれればいいが、そううまくはいかない
◆現場の薬剤師から「学生の時にもっとあの分野を勉強しておけばよかった」との声を聞く。社会に出て初めて基礎薬学などの必要性を強く実感することがあるという
◆なぜ、この分野の知識を習得する必要があるのか、学生に身をもって分かってもらうことが必要だ。それも1~2年のなるべく早い段階で
◆薬系大学では現在、1年次に早期体験学習が行われているが、短期の見学型が多いようだ。病院や薬局で1週間ほどの実習を行うなど、内容を拡充してはどうか
◆ほかにも、医療現場に月1回程度足を運ぶ機会を作る、ドラッグストアでのアルバイトや病院でのボランティアを推奨するなど、様々な工夫があっていい。既に一部の薬系大学ではそういった試みもあるようだ。医療現場の空気を肌で感じ、自分の目で患者を見ることが学習意欲の向上につながると思う。
薬学生の学習意欲を向上させるには
2012年11月02日 (金)
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