田辺三菱製薬の土屋裕弘社長は10月29日、2012年度中間決算説明会で会見し、C型慢性肝炎治療薬「テラビック」や、関節リウマチ治療薬「シンポニー」をはじめとする新製品の売上高合計が「当中間期で約90億円に達した」と報告。新製品が順調に進捗していることを強調した。また、長生堂との資本提携を解消したジェネリック事業については、「15年売上高500億円を目指して、どのような枠組みで他社と協業するか検討している」とコメントした。
新製品に関しては、第一三共との販売提携し9月に発売したDPP‐4阻害剤で、2型糖尿病治療薬「テネリア」の発売初月売上高が両社合計で22億円を計上し、順調な立ち上がりを見せている。
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