CIMB投資銀 カワル社長
マレーシアの金融グループ「CIMB投資銀行」のビジャイ・カワル社長は6日、京都市内で開かれたIGPA年次総会で講演し、世界のジェネリック医薬品(GE薬)メーカーが今後2029年にかけて“パテントクリフ”の壁に直面すると指摘。「投資家はGEメーカーに持続可能性があるのかと懸念を持っている」と述べ、長期的にGEメーカーは大手の寡占状態になるとの見方を披露した。
カワル氏は、今後のグローバルGE薬市場について「米国や欧州では成長が難しい。高コスト体質のGEメーカーは苦しくなる」とする一方、「新興国などの新市場における需要喚起が成長の駆動力になる。特にアジアが重要な地位を占める」との予測を述べた。
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