◆2012年が終わる。薬業界の十大ニュースは本号に掲載しているので、そちらをご覧になっていただきたい。産業界が成長するためのベースである国家に関しては、言い古された言葉だが「激動の1年」だった
◆国家運営の柱である社会保障と税の一体改革(消費税の段階的増税が先行決定)、東日本大震災の復興(一部で遅延と指摘)などの大型プロジェクトが進められたが、何より師走に衆院総選挙が行われ、3年間の民主・国民連立政権が消滅したことは大きな変化だ
◆戦後最低の投票率を見ても、決して自民党が多くの国民から支持を得たとも言い切れず、結局、選択肢がなかっただけだということを、次の政権は肝に銘じておくべきだ。近隣諸国は、根拠もなく右傾化だと騒いでいるが、教育という洗脳を受けた時代とは国民のレベルが格段に違うことを忘れてはいけない
◆外交も重要だが問題が山積している日本は、くだらないゴタゴタに巻き込まれている暇はないのだ。来年は明るいニュースばかりであることを祈りつつ、正月を迎えたい。
「激動の1年」
2012年12月26日 (水)
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