日本医薬品卸業連合会会員による2012年業界十大ニュースと、業界川柳ベストテンが発表された。ニュースでは、流通改善第三ラウンドの進捗状況、医療用医薬品バーコード表示、ジェネリック薬の使用促進がベスト3となり、業界での大きな動きに沿った内容である。川柳では、流通改善、iPS細胞、スマホ、一般名処方など、今年話題となったお題が設定されていた。
十大ニュース
- 1位:流通改善第三ラウンド会長声明を発表、単品単価交渉本格化
- 2位:安全・安心の流通に向けて医療用医薬品バーコード表示が前進
- 3位:一般名処方により後発医薬品の使用率が高まる
- 4位:消費税増税決定、価格交渉への影響懸念
- 5位:便益労務提供改善の取り組み進展
- 6位:iPS細胞研究の山中教授ノーベル賞受賞
- 7位:薬価基準改定、診療報酬・介護報酬の同時改定
- 8位:IFPWカンクン総会で日本卸の存在感高まる
- 9位:生活習慣病薬初のスイッチOTC化
- 10位:6年制薬剤師が初めて社会へ
川柳ベストテン
- 1位:急配で/納めた商品/これ返品
- 2位:今度こそ/そうは問屋が/卸さない
- 3位:一般名/お互い迷う/受発注
- 4位:自主規制/宴会部長の/出番なし
- 5位:できません/大幅値下げと/労務提供
- 6位:差別化を/図ってみるも/価格のみ
- 7位:記憶力/再生してよ/iPS
- 8位:待ち時間/スマホで遊ぶ/ご老人
- 9位:かみさんに/飲み会あると/不正受給
- 10位:お小遣い/消費税分/減らすわよ