原発事故を誘発して未曾有の被害をもたらした東日本大震災から2年が過ぎた。本紙は製薬各社に被災状況、復旧の経過、今後の大規模災害を想定した社内体制の整備についてアンケートを実施した。
回答からは、製造ラインの破損、流通ルートの寸断、計画停電による生産停止といった事態を克服し、迅速に正常化を図った実態が改めて浮き彫りになった。医薬品を安定供給して社会的使命を果たすために、直接的な被害を受けなかった企業を含めて、今後の大規模災害を想定して対応を強化していることも分かった。
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