日本薬剤師会はこのほど、2012年度学校薬剤師部会全国担当者会議を開いた。児玉孝会長は、「大変な苦労の末(日本学校薬剤師会と)一体化された。組織として支援し、それに見合う事業を行うことが大事。また、次世代を育てていく必要もある」とした。藤垣哲彦担当副会長は「学校に係わる際には、学校側と事前に十分協議し、養護教諭と一緒に薬教育していくべきだろう。学薬とスポーツファーマシストは、国民に一番見えやすく期待している」と、社会的に薬剤師をアピールする上で学薬活動が重要なことを強調した。
村松章伊部会長は、13年度事業計画の重点課題、通年事業、中・長期(課題)を説明。特に学校薬剤師の高齢化が進む中で、次世代の若手学校薬剤師育成が重要と指摘し、モデル事業として九州地区を皮切りに若手フォーラムを開催する意向を示した。このほか、直近の重点課題として組織強化の観点から部会員名簿の整備、薬教育の充実、広報活動の強化など8項目を挙げた。
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