従来組織再編し6部門構成
京都大学病院は今月から、同大学構内に京大病院臨床研究総合センター(iACT)を開設した。昨年、厚生労働省の「臨床研究中核病院」5施設の一つとなったことを受けての対応で、既存の治験管理センター、EBM研究センター、探索医療センター、医療開発管理部を一つの組織として生まれ変わらせた。臨床研究のさらなる加速化と、国内外の産官学連携ネットワークによって、画期的な新薬や治療法や医療機器の創出を目指していく。
iACTでは、医師・薬剤師はもちろん、統計やデータ管理、医師と患者の間に立つコーディネータらの専門家を交えたチームを形成し、国際水準の臨床研究に取り組む。専任スタッフは70人で、そのうち教員は20人(専任教授5人)を数える。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。