日本調剤の2013年3月期連結決算は、売上高は前期比7・2%増の1394億6600万円と伸長したが、利益面は営業利益が40・6%減の32億4500万円、経常利益が42・2%減の28億5500万円、当期純利益が91・1%減の1億8400万円で、増収減益となった。主力の調剤薬局事業は増収を確保したものの、大幅な減益となった。一方、医薬品製造販売事業は通期黒字化を達成し、医療従事者派遣・紹介事業も堅調に推移した。
調剤薬局事業の売上高は、6・1%増の1310億5200万円。利益面では改定の影響、面対応薬局の積極出店による費用増加によって営業利益は67億8400万円で28・2%減と大幅に減少した。この結果について、三津原博社長は「業績改善へ向けた取り組みで、年度後半は収益力が回復している」とする。
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