東京都薬剤師会は22日、都内で公益社団法人として初の通常総会を開催し、立候補していた山本信夫現会長を含む理事23人、監事2人を承認した。その後、初の理事会で会長に山本氏、副会長には原博氏をはじめとする現職4氏を互選で決めた。山本氏は、理事会全員が一丸となり、信頼される薬剤師会の構築を進めるとあいさつした。
総会の開催に先立ち山本氏はネット販売問題に触れ、対面による情報提供を伴った医薬品販売が国民の安全上不可欠、という主張が理解されぬまま解禁になることについて、「医薬品を扱う専門職として極めて遺憾なこと。政府判断は国民への安全かつ適切な情報提供という視点が欠けている」と批判した。
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