CACエクシケアは、製薬企業とCROがクラウド上で協働して作業を行える「i-Clinical」を開発した。今月からプロモーションをスタートさせ、今秋にも提供を開始する。クラウド環境で薬事関連サービスを統合して提供することを視野に、まずはメディカルライティング、申請業務支援、当局対応等の申請関連ソリューション・サービスを展開する。順次、臨床開発から製造販売後、安全性情報管理等まで拡大を目指す。
製薬企業の医薬品開発をめぐっては、各部門が個別化したシステム環境を持つため、製薬企業内の部門間はもちろん、グループ会社やパートナー企業との情報連携に問題を抱える例も少なくない。CRO事業を展開し、治験関連ソリューションを提供するCACでは、こうした問題を解決するため、約10カ月の準備を進め、クラウド環境下で全てのステークホルダーが協働で作業できる仮想空間として、「i-Clinical」を開発した。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。