アサヒフードアンドヘルスケアは、好評のダイエットサポート食品「スリムアップスリム」シリーズの新製品として、ダイエット中の糖質が気になる人に向けたサプリメント「スリムアップスリム オフ会」を2日から新発売した。同シリーズでは初めての“糖類オフ”に仕上げており、水なしで噛んで食べられるなど、女性が求めるニーズに応えた。同社では「スリムアップスリムブランドとして今年度は25億円(出荷ベース)が目標。新製品については特設Webサイトでの記念キャンペーンなど、積極的な販促プロモーションを展開していく」(唐澤範行社長)とする。
「スリムアップスリム」は2006年にダイエット食品市場に参入し、現在ではドラッグストアにおけるダイエット食品のトップブランドの一つに成長した。最近では『しっかり、キレイ。おいしく、スリム。美体質ダイエット』をコンセプトに、栄養学に基づくカロリーコントロール&肌基盤改善理論による、美容ケア成分を配合した商品群を充実させている。
新製品の「スリムアップスリム オフ会」は、ダイエットサポート素材として「アフリカマンゴノキ」を配合したのが特徴。同素材は、アフリカやインドなど熱帯の湿った地域で自生する常緑高木で、果実や種子は食用として古くから用いられているが、最近ではアフリカマンゴノキが有する数々の働きが注目されている。
主な機能性としては、[1]レプチン(食欲抑制ホルモン)の効き目を高める[2]脂肪細胞で脂肪燃焼を促進するアディポネクチンの量を増やす[3]脂肪細胞で中性脂肪を作り出す酵素の働きを抑制する──など。同社によれば、19~50歳(平均年齢34歳)の男女102人(プラセボ群50人、アフリカマンゴノキ摂取群52人)の10週間にわたる検討で、摂取群では10週目に体重が約13%、体脂肪率が約18%、ウエストが約16%減少。このほか、空腹時血糖値やLDLコレステロール値などが有意に減少し、アディポネクチンの有意な増加が確認されたという。
同品には、アフリカマンゴノキを4粒(1日摂取目安)当たり150mg配合しているほか、アカメガシワエキス、ギムネマシルベスタエキス、白いんげん豆エキスといったダイエットサポート素材を配合。メインターゲット層の20~30代女性に人気のトロピカルマンゴー味で、水なしで噛んで食べられるので、いつでも気軽に利用できる。
ネーミングは、ターゲット層の女性が楽しむ女子会などを想起させるよう「オフ会」とし、女性が手に取りやすいようピンクを基調とした、かわいいデザインとしている。携帯に便利なチャック付きの小袋で、税別希望小売価格は60粒(30回分)900円と手軽な価格設定とし、ドラッグストアを中心とした販路で展開していく。
今春からは、ブランドの訴求コンセプトを考慮した新イメージキャラクターとして、モデルの木下ココを起用して販促展開しており、引き続き「オフ会」についても木下ココをメインに、店頭での認知度アップを図ると共に、特設Webサイトや1万人以上へのサンプル配布による口コミ喚起にも力を入れる。