薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会は11月27日、製造販売後調査を終了した一般用医薬品の第1類2成分のリスク区分の変更を審議し、口唇ヘルペスの再発の治療に用いる抗ウイルス薬「ビダラビン」(販売名:佐藤製薬「アラセナS」ほか)を第1類に据え置き、胃炎・胃潰瘍治療薬「トロキシピド」(佐藤製薬「イノセアバランス」ほか)を第2類に引き下げることを了承した。
ビダラビンについては、重篤な副作用は報告されていないが、口唇ヘルペスは診断が難しい病気であり、類薬の「アシクロビル」は、過去に口唇ヘルペスで医師の診断・治療を受けた人に限定されているため、同様に第1類に据え置くことにした。
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