アジア薬科大学協会(AASP)=第3回薬学部長フォーラム2014を6月28、29の両日、東京で開催する。テーマは「アジアの地域ごとに見た薬学教育の調和」で、日本を含むアジア諸国から150人近くの参加を見込む。会場は慶應義塾大学薬学部で組織委員会委員長は伊藤智夫氏(北里大学薬学部長)
AASPは2001年に設立され、アジアの会員校同士の相互交流を通し、薬学教育における意見や企画の交換、相互協力促進のための場を提供している。
同フォーラムの主なプログラムは、[1]ASEAN10カ国の薬学分野の調和に向けた各国の準備状況[2]東アジア地区(日本、中国、韓国、台湾)、オーストラレーシア(オーストラリア、ニュージーランドほか)および南アジア地域(インド、パキスタンほか)の地域における薬学教育カリキュラムの展開状況[3]日本の新しい薬学教育の内容と評価――となっている。