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【厚労省】麻しん(はしか)対策を本格的に検討

2007年6月19日 (火)

予防接種に関する検討会
積極的な対策推進が各委員から提案された

 厚生労働省の予防接種に関する検討会は、成人麻疹の全国流行を受け、今後の麻しん対策のあり方について検討を開始した。検討会では、昨年から取り組まれている2回の定期接種徹底や、サーベイランスを定点調査から全数調査に変更するなど、積極的な対策推進が各委員から提案された。今後、関係団体等からのヒアリングを行い、具体策を検討していく。

 日本の麻しんの状況は、「麻疹が恒常的に発生しており、頻回0時に流行が起こる」状態。WHOが目指している最終的(第3)段階の“排除”“根絶”までの区分では、まだ第一段階の“制圧”に位置するのが現状。

 検討会で岡部信彦氏(国立感染症研究所・感染症情報センター)は、今回の流行が定期接種対象外の、大学や高校で相次いで発生しているという特徴があることから、▽1例でも発生した場合の積極的接種者調査、感受性者へのワクチン接種などのアウトブレイク対応▽定期接種(MR2回接種法)率95%以上””の対策が必要とした。

 中でも、▽定期接種外年齢層の感受性者対策(キャッチアップ・キャンペーン)▽学校や就職時の健診などを利用した2回目接種、接種漏れ者への接種””といった、中長期対策が重要だとすると共に、WHO西太平洋事務局が2012年までに麻疹根絶の目標を掲げているのにならって、麻疹排除を目標に設定、全数報告、ワクチンや試薬の確保を基本の柱とするなどの提案を行った。

 また、日本小児科学会ではサーベイランスの強化に関する要望を昨年7月、厚労省に提出しているが、検討会で脇口宏理事は、発生状況の正しい把握が感染予防につながるとして、改めて定点報告から全数報告制への切り替えを要望した。




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