2013年の医家向け国内医薬品市場が前年比3・1%増の9兆8466億円となったことが、IMSジャパンの調査で明らかになった。開業医市場が2年連続で前年を下回った一方、調剤薬局市場が拡大。薬効別では抗癌剤や糖尿病治療剤、免疫抑制剤などが大きく伸び、製品別では抗血小板薬「プラビックス」が二桁伸長し、前年の3位からトップ製品に躍り出る結果となった。
上位の薬効群をみると、分子標的薬が牽引した「抗腫瘍剤」が6・6%増の6968億円と首位を堅持した。2位には前年マイナス成長だった「レニン‐アンジオテンシン系作用薬」が0・7%増の6431億円とプラスに転じた。
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