新型投薬順番表示システムを発売
ユヤマは、待合室の空間を和ませる新型投薬順番表示システム「Y’sVision」を4月下旬に新発売する。
「待ち時間を、楽しくためになるものにする」をコンセプトに開発された同システムは、従来からよくある通常の番号表示画面だけでなく、患者を楽しませる画面デザインパターンを特徴とする。
画面デザインには、待合室を明るくする「青い大空を背景に番号表示を雲に見立てた」パターンや、「コルクベースを背景にノートを模した」暖かみのあるパターンなどがある。
加えて、ノートを模した番号表示部は番号が変わる際に紙がめくれたり、画面の横からうさぎがぴょんぴょん飛び跳ねて番号を持ってくるなどの動きも装備されており、間違いなく待合室の空間を和ませる。19通りの番号表示やアニメーションの動作は好みに合わせて選択でき、子供を楽しませるディスプレーの演出も容易に実現できる。
ディスプレーによる全体の番号表示以外に、iPadを用いた窓口ごとの表示機能や、調剤室に居ながらにして患者の待たせ具合を一目で判断できる調剤室モニターのオプションも大きな特徴の一つである。調剤室モニターは、全受付番号表示による全容理解のための画面と、設定時間を超過した遅延番号のみを表示する画面があり、いずれも処方箋を受け付けてからの待ち時間が表示される。
番号表示と共に健康情報が流せるオプション機能の全国展開も見逃せない。同機能は、狭間研至医師監修のもと、関西テレビが制作し配信している健康動画コンテンツ「めでぃちゃん」を放映するもので、待合室を楽しく健康が勉強できる空間に変貌させる。
めでぃちゃんには、「メタボ」や「ストレス」「ジェネリック」など、“患者が知って役立つ情報”を専門の医師とアナウンサーが対話形式で分かりやすく解説した約30の医療用コンテンツや、50~60の医療用以外のコンテンツがあり、今後も制作していく。これらのコンテンツを使い、薬局ごとの事情に合った番組編成を可能とする。
また、関西テレビにオーダーすれば、薬局の店舗やスタッフなどを紹介する番組を制作できる。