◆文部科学省は小中高の学習指導要領を改訂し、キャリア教育の充実に取り組んでいる。その定義は「一人ひとりの社会的・職業的自立に向け、必要な基盤となる能力や態度を育てることを通して、キャリア発達を促す教育」とされている
◆これは、若者のニートやフリーターといった社会的問題で取り組まれているわけではない。例えば、今の中学生は以前と比べ勉強や進学のことで悩んでいる割合が増えているという。そうした子供たちが高校生になると、将来に対して不安を持つようになる
◆小学生より中学生、中学生よりも高校生と、自立が迫れば迫るほど、将来に対する不安感を持つ子供が増えてくる。その背景には、大人や学校が提供すべき支援や教えるべき体験などが決定的に不足しているとの考えがある
◆他国と比べ日本の子供たちは、数学や理科の成績がよい。しかし、受験のために嫌々勉強しているから、それらが身につかないことも課題となっている。数学や理科などは、将来的に考える力になることを子供たちに知ってほしい。
キャリア発達を促す教育を
2014年05月14日 (水)
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