明治薬科大学、日本社会事業大学、国立看護大学校の3大学は21日、地域医療に貢献できる人材の育成を目指し、教育や研究面で相互協力する包括的な協定を結んだ。東京清瀬市にキャンパスを構える地域の薬学、福祉、看護系の単科大学が連携することで、超高齢化社会の地域医療や福祉を支える人材の輩出を目指していく。当面は、3大学の教育内容を相互に理解することから連携を深める。
薬学教育6年制を受け、大学教育が医療薬学系に大きくシフトし、薬剤師の目指す方向性としても、在宅医療を含めた地域医療への貢献が打ち出されている。こうした中、明薬大は、昨年末から日本社会事業大、国立看護大と連携を模索。単科大学では難しい幅広い教育、研究活動の実践に向け、包括連携協定の協議を進めてきた。
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