地域に合った多様な活動を
科学技術・学術政策研究所(NISTEP)は、全国の高等教育機関(大学、短期大学、高等専門学校)の社会・地域貢献活動に関する調査概要を公表した。多くの大学等がこうした活動に取り組んでおり、理工学部を含む総合大学が多い国立大学で特に幅広い活動をしていた。ただ、こうした活動は統一的な基準を設けて標準化するよりは、学校の組織特定や地域環境・ニーズに合わせた多様な取り組みを支援していくことで、さらに活性化が図れると考察している。
同調査は、大学等の社会・地域貢献活動全般の活動組織と、個々の活動内容として公共的価値の創出、専門人材の育成、企業等へのコンサルティング活動の現状と課題を明らかにするために実施した。全国の高等教育機関883校から回答があった(有効回答率は75・0%)
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