◆「代ゼミ」の略称でも知られる大手予備校の代々木ゼミナールが全国27カ所ある校舎を7カ所に減らすなど、今後の事業方針を明らかにした。少子化に伴う受験人口の減少や現役志向の高まりに伴う浪人生の減少などが理由だ
◆少子高齢化の影響は、いくつかの業態で既に現れ始めている。その一つが外食産業で、これまで働き手として支えてきた20代の若者層が集まらず、チェーン展開の店では人手不足から店舗縮小のケースも出ている
◆人口ピラミッドで年齢構成を見ると、低年齢に向かって人口が少なくなる逆ピラミッド型にある。今後の消費を左右するのは、いわゆる団塊の世代、シニア層だと言い切る専門家も多い。大手コンビニでも中高年や高齢者を意識した食品の強化が増えている
◆薬系小売店もシニア層をターゲットとした提案強化は不可欠だが、ベビーから高齢者まで対象が幅広いことが悩みでもあるが、強みでもある。どの世代も求めるのは「健康」であり、これにどう的確に応えていくかは、近い将来も変わらないはずだ。
逆ピラミッド型の人口構造でも
2014年08月29日 (金)
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