◆世界中で、何やらアイス・バケツ・チャレンジなるものが流行っている。難病の一つである筋萎縮側索硬化症(ALS)の認知度を高めるために始まったようだが、ネットやテレビなどで指名された場合、24時間以内に氷水をかぶるか、ALS患者支援団体などに一定額を寄付した後、3人のチャレンジャーを指名できるというルールらしい
◆志は素晴らしいと思うが、なぜ氷水をかぶることが認知度アップにつながるのかがよく分からないし、本来、挑戦というのは自分の意思でやるものであって、指名されてやるものではないだろう
◆案の定、最近では売名行為として利用している輩もちらほら散見される有様だ
◆世界ではALSだけが問題ではない。アフリカのエボラ出血熱は猛威を振るっており、日本でもデング熱の国内感染が60年ぶりに確認された。難病、希少疾患の患者は、1秒でも早く画期的な治療薬が開発されることを願っている。薬を必要としない世界が理想だが、21世紀となった今でも、世界中がまだまだ新薬を必要としている。
アイス・バケツ・チャレンジの志を忘れずに
2014年09月01日 (月)
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