◆京都大学の物質―細胞融合システム拠点(iCeMS)とiPS細胞研究所(CiRA)は共同し、11月29日に高校生向け実験教室「幹細胞研究やってみよう!まずは観察から」を開く。2009年に第1回目を行って以来、今年で6回を数える
◆この教室では、両施設で日々研究に取り組んでいる若手研究者が講師となって、教科書に載っているような科学の知識ばかりでなく、研究者が行っている研究過程などを高校生に伝えることで、学生たちの観察眼を養い、“科学的知識が仮説検証を繰り返して紡がれている”“科学はただ一つの答え方や見方を提供するものではない”といった科学者としての基本の習得を目指す
◆午前と午後で同一内容が組まれており、それぞれ40人の参加者を全国から募集している。ヒトiPS細胞の観察や答の出ない最先端の研究課題にも挑戦する
◆世界で最先端の研究に触れられる絶好の機会だ。STAP細胞など研究の不祥事が続くが、高校生に夢を与えるような取り組みになることを期待したい。
iCeMSとCiRA、今年も高校生向け実験教室
2014年09月29日 (月)
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