大日本住友製薬は1日付で、米エーコン社に対し、米子会社サノビオン・ファーマシューティカルズが販売していた短時間作用型β作動薬「ゾペネックスIS」の販売権を譲渡した。譲渡対価は4500万ドルで、エーコンが米国販売を開始した。
気管支けいれん治療と予防を目的に使用される気管支拡張薬で、サノビオン社が1999年から米国で販売。12年8月に後発品が参入し、経営リソースを成長分野に配分するため、販売権譲渡に踏み切った。定量噴霧式製剤「ゾペネックスHFA」については、販売を継続する。
* 全文閲覧には、薬事日報 電子版への申込みが必要です。