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“◆夏の風物詩とも言えるＵターンラッシュが一段落、休暇シーズンも山場を越えた。調査会社のマクロミルが、会社員の夏休みに関して行ったアンケート調査によると、今年の夏季休暇スタートは「８月１１日」（２２％）が最も多く、やはり夏季休暇がお盆時期に集中していることが分かる
◆興味深いのは、休暇スタートを「９月中」とした回答が９・２％と２番目に多く、時期をずらす傾向がみられること。オリコンが夏休み取得時期について行った調査でも、特に２０0３０代のＯＬでは、９月がトップだった
◆欧米並みのバカンスとまではいかないが、最近は日本でも、夏休み＝お盆休みという構造が変化しつつあるのだろう。ただ、夏休みの過ごし方については「家で休息」とする回答が最も多いなど、夏季休暇は必ずしも遠出を前提にしているわけではなさそうだ
◆今年の夏は猛暑の連続で、外出を控える傾向があるのかもしれないが、家でのんびり過ごしたいと考える人も確実に増えている。日ごろ多忙な業界人にとっても、この時期は休暇の使い方を考える良い機会かもしれない。”