◆エネルギー関係の専門紙の記者と話す機会があった。電力は地域の人口や年齢構成、産業構造などを細かく把握した上で供給しないと大きなロスが生じるという話から、医療に関しても、地域の特性に応じた医療・介護サービスを提供するための改革が進められているという話になった
◆昨年末の衆院解散・総選挙で予算編成の工程がやや変則的になったが、社保審医療保険部会での議論を踏まえ厚労省の医療保険制度改革案が決定し、中医協の場で地域包括ケアシステムを円滑に運用するための診療・調剤報酬に関する議論が行われることになる
◆社会保障の充実に回す予定だった消費税率10%への引き上げが先送りされ、厳しい改定が予想される中、「地域密着の薬局」「なんでも相談できる薬局」などのフレーズが飛び交っている
◆しかし、やみくもに「地域住民のため」を掲げても、違和感が生じるだけ。地域包括ケアシステムを円滑に運用するためには、どのような機能強化が必要になるのかという視点を忘れず、必要な役割を果たしてもらいたい。
地域包括ケアシステムへの貢献は
2015年01月09日 (金)
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