武田薬品は、トルコ製薬大手「ノイテック」の子会社「トップラムカリテ」を買収した。買収額は最大3億トルコリラ(約145億円)で、6月までに手続きを完了する見込み。消化器系・呼吸器系・代謝系・筋骨格系領域の13製品を獲得し、トルコ国内の製薬企業上位20社以内を目指す。
武田は、現地子会社を通じて、消化性潰瘍治療剤「パントパス」、2型糖尿病治療剤「アクトス」、呼吸器疾患治療剤「アルベスコ」、筋骨格系疾患治療剤「ゼフォラピッド」などを自社販売してきた。中近東・アフリカ地域の最大市場で、今後成長が見込まれるトルコ市場でのプレゼンスを強化するため、トップラムカリテの買収に踏み切った。
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