◆甚大な被害をもたらした東日本大震災の発生から4年という時が流れた。日数にすると、1400日以上という時間になるが、「もう4年」「まだ4年」など、この時間の流れの捉え方は人によって様々だろう
◆震災後に被災地を訪れる機会が何度もあったが、復興の歩みを感じられる部分もあれば、そうは思えない部分を目の当たりにすることもあった。そうした中、常に突き上げてくる思いは「決して風化させてはいけない」ということだ
◆被災地から遠く離れていると、日々の生活に追われる中で常に被災地に思いを馳せるのは難しいかもしれない。だがそれでも、心の中に東日本大震災がもたらしたものを刻み続けていたいと思う
◆震災以降、「何かできることはないか」と思い、多くの人が行動を起こした。4年が経った今も、できることはきっとあるはずだ。一人ひとりができることは小さくとも、そうした思いや行動が積み上がっていくことが復興へと進む道に差し込む光明となり、東日本大震災を風化させないことにもつながるのだと思う。
「もう4年」「まだ4年」
2015年03月11日 (水)
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